軍師とは?

軍師の多様な側面

軍師という存在を一言で表現することは不可能です。軍師にはさまざまな側面があり、見る角度によって、全く違う存在となりえます。 あえて、いくつかの見方を以下に記します。

  1. 軍師とは、軍師としての思考・行動力を含む人間力を磨き上げ続け、人・組織・社会に提供する存在。
  2. 自らの大義と、支援対象者の大義とを重ねあわせ、その目指す理想実現のために自らの心技体をあますことなく投入する存在。
  3. 傾聴と共感姿勢による自問自答の促し、対決姿勢による矛盾点の指摘を柔軟に駆使しつつ、最終的に当事者自身が適切な仮説に基づく意思決定と行動を積み重ねる状態へと誘う存在。
  4. 短期~中長期をバランスよく見据えた目標づくり、解決へのシナリオづくり、実行のサポート、検証と再構築までのプロセスを、人や組織とともに進める存在。
  5. 自らの力を余すところなく投入し、全身全霊をこめて人や組織を支えながらも、対象者からの過度の依存を受けることを避け、いつか自分がいなくなるときのことを想定した立ち位置を堅持する存在。
  6. 目の前の人や組織を成長させるために行うべきことを行い、行うべきでないことは行わない。そして、その成長を喜び、そこから自らも学び、お互いの成長を連鎖させることを楽しむ存在。
  7. 自らの現時点での限界を知り、その限界を越える場面では、己のプライドや立場にとらわれることなく、喜んで他者の力を借りることができる存在。

言い出すとキリがないくらい、軍師には多様な側面が存在します。もちろん、軍師一人一人も人間であり、決して完璧な存在ではありません。しかし、軍師を名乗る以上、自らがどんな存在であるべきか、そのために自分が今すべきことは何であって、すべきでないことは何なのかを熟考しつつ、行動を積み重ねることは必須であると私たちは考えています(自らに課しています)

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軍師力が描く基本スキーム

実践の場面、つまり現代社会で言えば「企業が経営を行う場面」や「人が壁と立ち向かう場面」において、軍師は、いつ、誰に、何を、どのように、どんな状況下で働きかけるべきか? この問いかけに絶対の正解はありません。目の前で千変万化する今の環境だけでなく、自らの働き掛けが巻き起こす変化も見据えた分析と仮説づくりを行い、不透明なことも多い中で繰り出す打ち手を見出すこと。そして、その打ち手が実効性をもった形で遂行されるべく、その主体者そのものの心技体の動きと連動させながら、仮説→実行→検証→仮説→実行→検証→・・・のサイクルがまわりつづける理想形に状況を近づけていかなければなりません。

この基本構造を私たち軍師アカデミーでは軍師力の土台として共有しています。具体的には、以下の図に示されるようなスキームを共有しています。この図は、後継者の軍師の視点として、私たちが「後継者経営の成長」「後継者自身の成長」の問題と向き合い続ける中で確立した「経営後継者と会社の成長シナジー回路」です。この中には、経営の成長回路と、それを動かす人間(担い手としての後継者)の心体技の成長回路の全てが凝縮されています。そして、「経営後継者」を「そこにかかわる人」と読み替えることで、全ての状況に応用できる、軍師の基本スキームとなっています。

私たち軍師は、千変万化する環境の中で、実践的に柔軟にこのスキームを駆使するために、全体の要となる「経営の本質」「人間の本質」「成長回路の基本構造」への見識と具体的な支援手法を磨き続けています。

 

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