むらなか司法書士事務所 代表(司法書士) / 軍師アカデミー4期生

村中 順子

後継者の力になりたい!村中が「軍師アカデミー講座」の門を叩いたのは2013年。当時、村中は強い意思をもって遠い大阪まで通い続け、認定軍師(当時1級、現在はS級)となった。軍師アカデミー九州開講への道は彼女が切り拓いた。
そんな彼女の運命は、アカデミー講座卒業後に大きく動き出す。今でも忘れられない1つの相談。他の司法書士は「もう支援の方法はない。手を引いた方がいい」と見放すほどに深刻な状況に陥った中小企業社長からの相談だった。その時、村中の軍師力が開花した。「私の軍師力次第だ。私の動きがこの人たちの運命の分かれ目となる!」村中は粘り強く、支援を続けた。結果的に、廃業寸前とも思われた会社は難局を乗り越え、今では次世代への承継に向かって歩み始めている。彼女は軍師の役割の重要性を実感した。
村中は、司法書士としての自らの専門能力と軍師力を融合させ、自分ならではの新境地を切り拓くため、勤務していた事務所からの独立を決めた。自ら声掛けし、陣容を厚くしてきた九州の軍師仲間たちと切磋琢磨しながら新しい軍師像を確立するためだ。彼女はパイオニアとして九州に軍師の風を巻き起こしつつ、自らも挑戦を続けている。